とある用事(が消えた)のついでに
【学者】はじめました。
舐めた格好でスミマセン
試運転感覚
穏やかなロンフォールのBGMの中、
ちまちま学者のレベル上げをしていたら
12時を過ぎた頃からフレの反応がなくなった。
フレは最近新しく知り合ったフレさんと遊んでいた様子であったが・・・
かつて俺は
寝落ちが原因で
それが決定的な亀裂となってしまった現場に居合わせた事がある。
まさかそんなことになるとは思わないが――しかし
フレの元へ急ぐことにした。
フレの傍で音を立てれば起こせるかもしれない。
拍手 魔法 戦闘
テレポでデムに飛び、チョコボを駆る。
一度、バスでチョコボに乗り直したりしつつ
南グスタベルグを2週程したがフレ見当たらず。
あとは・・・山をチョコボで駆け上がり、中腹を探す。
次の山道――の下で佇むフレを発見!!!
早速、拍手と魔法詠唱を連発する。
あまり人気のない山岳に
俺の拍手と魔法詠唱の音だけが空しく響く。
時折通りすぎる冒険者が俺を見ていく。
そりゃそうだろう
一人のミスラの目の前で
魔法詠唱中でさえも、とり憑かれたように拍手を繰り返し
MPの続く限り魔法を連発する黒衣の白魔道士。
分かる人であれば「起こそうとしてるんだなw」と分かってもらえるだろうけれど
全く事情の分からない人からすれば
どうかしてるんじゃねぇのアイツ的な光景である。
目を見開いままで寝ながら俺を見下すフレ。
というか逆に俺が寝てるとこに
フレが起こしに来たみたいじゃないか・・・!
もう随分前のこと。
ウィンダスの競売場で眠っていたフレBに
フレKがケアルをかけたら中の人がホントに起きたことがあった。
そのことを思い出し、俺もフレにケアルをかける――すると
フレの顔がゆっくり動き、俺に視線を合わせた。
「お!? 起きた!?」
テルで話しかけるも――しかしフレの反応はナシ。
そっか・・・
魔法をかけた相手が近くに、そして正面付近に居ると
相手を自動的に見るんだっけか・・・
そういえばそんなような仕様もあったような気がする。
すっかり忘れてた。
それ以降、俺を見つめながら眠り続ける器用なフレに音を出し続ける。
フレを発見した直後から
このSSに至るまでを際限なく繰り返す。
フレが音を絞ってるとしたら俺がやってることは全く無意味なのだが――
知り合いを得て嬉しそうにしているフレに
寝落ちなんかで悲しい思いをさせたくなかった。
それに体に悪い。
どんな格好で寝てるんだか知らないが、
最近春めいてきたとはいえ油断すれば簡単に風邪をひく。
ほうっておけなかった。
もう少し続ければ起きるかもしれない。
もう少し続ければ
もう少し――
次の瞬間には音で目が覚めるかもしれない。
そんな「もう少しだけ」を続けているうちに
何度も朝と夜とを繰り返した。
気付けば 蒼紫と桃色の空に包まれていた。
じれったい事この上ない。
ゲーム中ではフレは俺の目の前に居る。
拍手をすると両手を叩くモーションが
フレのほっぺたを両側から包み込むようにピシャピシャやっているように見えるほど近い。
リアルであれば、それこそ
ゆっさかゆっさか肩を揺するとか鼻をつまむだとかできるのに――
そうこうしているうちに俺もボーっとしてきた。
しかしここで俺まで本格的に寝てしまったら誰がフレを起こす。
仮眠をとることにした。
1時間置きぐらいに目を覚まし、画面を確かめる。
フレが起きた様子はない。
再び目を閉じる――テル音!
【経験値【パーティ】【いりませんか?】
・・・違った。
丁重にお断りする。
そうして外もすっかり明るくなった頃
俺も眠気が取れたので音出しを再開しようとしたところで――
「にゃお」
フレが俺の名を呼んだ。
話を聞くと・・・やはり俺の思い過ごしだったようだ。
本当に良かった。
思い過ごしで済めばそれに越したことはない。
フレが動き回った拍子に背中合わせとなった。
それはいいんだけど
俺の股間から何かがニョロリと生えt ――・・・
フレはすっかり目を覚ました様子であった。
そして俺は眠いんだか眠くないんだか分からないような気分で
布団に潜り込んだのであった。
【学者】はじめました。
舐めた格好でスミマセン
試運転感覚
穏やかなロンフォールのBGMの中、
ちまちま学者のレベル上げをしていたら
12時を過ぎた頃からフレの反応がなくなった。
フレは最近新しく知り合ったフレさんと遊んでいた様子であったが・・・
かつて俺は
寝落ちが原因で
それが決定的な亀裂となってしまった現場に居合わせた事がある。
まさかそんなことになるとは思わないが――しかし
フレの元へ急ぐことにした。
フレの傍で音を立てれば起こせるかもしれない。
拍手 魔法 戦闘
テレポでデムに飛び、チョコボを駆る。
一度、バスでチョコボに乗り直したりしつつ
南グスタベルグを2週程したがフレ見当たらず。
あとは・・・山をチョコボで駆け上がり、中腹を探す。
次の山道――の下で佇むフレを発見!!!
早速、拍手と魔法詠唱を連発する。
あまり人気のない山岳に
俺の拍手と魔法詠唱の音だけが空しく響く。
時折通りすぎる冒険者が俺を見ていく。
そりゃそうだろう
一人のミスラの目の前で
魔法詠唱中でさえも、とり憑かれたように拍手を繰り返し
MPの続く限り魔法を連発する黒衣の白魔道士。
分かる人であれば「起こそうとしてるんだなw」と分かってもらえるだろうけれど
全く事情の分からない人からすれば
どうかしてるんじゃねぇのアイツ的な光景である。
目を見開いままで寝ながら俺を見下すフレ。
というか逆に俺が寝てるとこに
フレが起こしに来たみたいじゃないか・・・!
もう随分前のこと。
ウィンダスの競売場で眠っていたフレBに
フレKがケアルをかけたら中の人がホントに起きたことがあった。
そのことを思い出し、俺もフレにケアルをかける――すると
フレの顔がゆっくり動き、俺に視線を合わせた。
「お!? 起きた!?」
テルで話しかけるも――しかしフレの反応はナシ。
そっか・・・
魔法をかけた相手が近くに、そして正面付近に居ると
相手を自動的に見るんだっけか・・・
そういえばそんなような仕様もあったような気がする。
すっかり忘れてた。
それ以降、俺を見つめながら眠り続ける器用なフレに音を出し続ける。
フレを発見した直後から
このSSに至るまでを際限なく繰り返す。
フレが音を絞ってるとしたら俺がやってることは全く無意味なのだが――
知り合いを得て嬉しそうにしているフレに
寝落ちなんかで悲しい思いをさせたくなかった。
それに体に悪い。
どんな格好で寝てるんだか知らないが、
最近春めいてきたとはいえ油断すれば簡単に風邪をひく。
ほうっておけなかった。
もう少し続ければ起きるかもしれない。
もう少し続ければ
もう少し――
次の瞬間には音で目が覚めるかもしれない。
そんな「もう少しだけ」を続けているうちに
何度も朝と夜とを繰り返した。
気付けば 蒼紫と桃色の空に包まれていた。
じれったい事この上ない。
ゲーム中ではフレは俺の目の前に居る。
拍手をすると両手を叩くモーションが
フレのほっぺたを両側から包み込むようにピシャピシャやっているように見えるほど近い。
リアルであれば、それこそ
ゆっさかゆっさか肩を揺するとか鼻をつまむだとかできるのに――
そうこうしているうちに俺もボーっとしてきた。
しかしここで俺まで本格的に寝てしまったら誰がフレを起こす。
仮眠をとることにした。
1時間置きぐらいに目を覚まし、画面を確かめる。
フレが起きた様子はない。
再び目を閉じる――テル音!
【経験値【パーティ】【いりませんか?】
・・・違った。
丁重にお断りする。
そうして外もすっかり明るくなった頃
俺も眠気が取れたので音出しを再開しようとしたところで――
「にゃお」
フレが俺の名を呼んだ。
話を聞くと・・・やはり俺の思い過ごしだったようだ。
本当に良かった。
思い過ごしで済めばそれに越したことはない。
フレが動き回った拍子に背中合わせとなった。
それはいいんだけど
俺の股間から何かがニョロリと生えt ――・・・
フレはすっかり目を覚ました様子であった。
そして俺は眠いんだか眠くないんだか分からないような気分で
布団に潜り込んだのであった。
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