フェロー取得はともかく
戦士30になったことで
EXジョブを取得できるようになった俺は
まず召喚士から始めてみた。
レベル20制限で散々苦労・散財して6召喚を取得、
ほとんどソロで26まで進めた。
ここら辺までで多分、FF11を開始してから
一年が経ったか経たないかぐらいだったように思う。
ログイン回数だとか
他のジョブにアレコレ手を付けていたというのもあるが
なんにせよ
約1年もプレイしてジョブの最高レベルが30という有様であった。
そんな感じで自分のペースでのんびりやっていたものの
気付けば周りのフレはどんどん強くなっていく。
俺は相変わらず弱いまま。
レベル18になったときには
LSの数人が集まってくれてサポ取りを手伝ってくれた。
このとき俺はサポートジョブの概念自体は知っていたが
何を何処で集めればいいのかまでは知らないままに
サポ取得に至った。
手伝ってもらえたことはこの上なくありがたいことであった。
本気で感謝している。
初めて海岸を見て、皆で船に乗ったことは今も色褪せない思い出である。
しかしこのときの会話にしても
「ナヲさん18だ」
「おかげさまで^^」
「サポ取り行けるね」
「行きますよーw」
「今からそっち行く」
!?((((;゜Д゜)))
そんな感じであった。
というのも
そのとき俺が言った「行きますよーw」は
『その瞬間、これから行く』ではなく
『サポ取りに必要な情報を集めてから 行きますよー』に過ぎず
「今からそっちに行く」という言葉には心底驚いた。
(あきらかに俺の説明不足)
なので何がなにやらという状態でのサポ取りであった。
更に飛空挺取得の際には
1から10(以上)までシャンさんのお世話になりっぱなしになった。
必要なアイテムを全て用意してくれて最後まで俺を引率してくれた。
肝心な俺はといえば
今どんな進行状況なのかすら把握できていないままに
ミッションが進んでいった。
なんで俺なんかのためにそこまで力添えしてくれるのか。
何もメリットはないはず。
何も知らないような俺がとんとん拍子に話を進めていいものなのか
これに関しては
08年3月4日【3つの出来事。】の文末にある【補足】で
触れたとおりである。
サポ取りの時といい
飛空挺パス取得の時といい
手伝ってもらえたことには心底感謝している。
今でも、もし何かで必要としてもらえるなら
余程のことがない限り、
なんでもやらせてもらうつもりである。
そして今にして思えば
サポ取りも飛空挺パスも
強い人に手伝ってもらっての攻略が圧倒的に多く
半ばそれが当たり前な現象であろうと思う。
「あぁ楽だった へっへっへ」で終わったら、それこそ終わっているような気もするが
「こんなんでいいのか?」とか「このままじゃちょっとなぁ」と思い、
行動に移せるようになることこそが
実はサポや飛空挺パスよりも得がたい
最も重要な『たいせつなもの』であるような――
なので俺のようにヘンに気にする必要は全く無いように思う。
そのときは疑問や不満を感じていて
「気にしなくていい」と言われても
気にするばかりかもしれないが
今にして思えば
あれで良かったんだと思っている。
――とはいえ、それは『過ぎ去ってみれば』である。
実際、俺自身が
フレとも思う存分遊ぶことすらできないほど
弱いままでいるのがとにかく嫌だった。
ではどうすればいいか
考えるまでもない。
強くなるしかなかった。
戦士30になったことで
EXジョブを取得できるようになった俺は
まず召喚士から始めてみた。
レベル20制限で散々苦労・散財して6召喚を取得、
ほとんどソロで26まで進めた。
ここら辺までで多分、FF11を開始してから
一年が経ったか経たないかぐらいだったように思う。
ログイン回数だとか
他のジョブにアレコレ手を付けていたというのもあるが
なんにせよ
約1年もプレイしてジョブの最高レベルが30という有様であった。
そんな感じで自分のペースでのんびりやっていたものの
気付けば周りのフレはどんどん強くなっていく。
俺は相変わらず弱いまま。
レベル18になったときには
LSの数人が集まってくれてサポ取りを手伝ってくれた。
このとき俺はサポートジョブの概念自体は知っていたが
何を何処で集めればいいのかまでは知らないままに
サポ取得に至った。
手伝ってもらえたことはこの上なくありがたいことであった。
本気で感謝している。
初めて海岸を見て、皆で船に乗ったことは今も色褪せない思い出である。
しかしこのときの会話にしても
「ナヲさん18だ」
「おかげさまで^^」
「サポ取り行けるね」
「行きますよーw」
「今からそっち行く」
!?((((;゜Д゜)))
そんな感じであった。
というのも
そのとき俺が言った「行きますよーw」は
『その瞬間、これから行く』ではなく
『サポ取りに必要な情報を集めてから 行きますよー』に過ぎず
「今からそっちに行く」という言葉には心底驚いた。
(あきらかに俺の説明不足)
なので何がなにやらという状態でのサポ取りであった。
更に飛空挺取得の際には
1から10(以上)までシャンさんのお世話になりっぱなしになった。
必要なアイテムを全て用意してくれて最後まで俺を引率してくれた。
肝心な俺はといえば
今どんな進行状況なのかすら把握できていないままに
ミッションが進んでいった。
なんで俺なんかのためにそこまで力添えしてくれるのか。
何もメリットはないはず。
何も知らないような俺がとんとん拍子に話を進めていいものなのか
これに関しては
08年3月4日【3つの出来事。】の文末にある【補足】で
触れたとおりである。
サポ取りの時といい
飛空挺パス取得の時といい
手伝ってもらえたことには心底感謝している。
今でも、もし何かで必要としてもらえるなら
余程のことがない限り、
なんでもやらせてもらうつもりである。
そして今にして思えば
サポ取りも飛空挺パスも
強い人に手伝ってもらっての攻略が圧倒的に多く
半ばそれが当たり前な現象であろうと思う。
「あぁ楽だった へっへっへ」で終わったら、それこそ終わっているような気もするが
「こんなんでいいのか?」とか「このままじゃちょっとなぁ」と思い、
行動に移せるようになることこそが
実はサポや飛空挺パスよりも得がたい
最も重要な『たいせつなもの』であるような――
なので俺のようにヘンに気にする必要は全く無いように思う。
そのときは疑問や不満を感じていて
「気にしなくていい」と言われても
気にするばかりかもしれないが
今にして思えば
あれで良かったんだと思っている。
――とはいえ、それは『過ぎ去ってみれば』である。
実際、俺自身が
フレとも思う存分遊ぶことすらできないほど
弱いままでいるのがとにかく嫌だった。
ではどうすればいいか
考えるまでもない。
強くなるしかなかった。
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内容としては昨日の記事『1万ギル』の続きです。
FF11を開始した直後はモンク。
レベル22までやった。
モンクのときに
そこら辺で俺がピンチになっているときなどに
道行く人がケアルやプロテスなどをしてくれるのが本当にありがたくて
俺も回復できるようになりたいと思うようになっていた。
自分はもちろん、もしかしたら誰かを助けられるかも。
そうして白魔を始めてレベル15まで伸ばした頃
親しいフレの1人がFF11の長期の休養を考えていた。
バス港でその話を聞いていた俺は
フェローを楽しみにしていた
ナヲさんと取りたかったかも
そんなようなことをフレが口にした途端
「じゃあ取ろう!」とすっかり舞い上がってしまった。
実は
フレはそのとき本気でフェローを取ろうと思っていたわけではないらしく、
俺の勘違いっぷりに戸惑っていたことが後になって判明。
ごめんな;;
又、一方で
「前衛やるなら戦士やっておいたほうがいい」と強く勧められていた。
その頃は自分に後衛が務まるとは今以上に思っていなかった俺は
じゃあとりあえず戦士やってみるかな、という気分になっていた。
フェロー取得はミッションランク4が条件らしいが、
そのときはジョブレベル30であることも条件のひとつと聞いていた。
勘違いが引き金とはいえ
まずはレベル30を目指すべく、
このとき俺は漸く本格的にPTに参加し始めたのであった。
フレが来なくなってしまう前になんとしてでも――
その思いで必死にPTに参加した。
参加希望を掲げるだけにとどまらず
俺のほうからPTに「空きありませんか?」と問いかけるような勢いであった。
そんな感じでどうにか戦士レベル30になった。
戦士30になってから飛空挺に乗れるようになったと思うが
とにかくフェロー取得の条件が揃ったということで
早速、行動開始。
しかし
実はそのとき俺はフェロー取得のクエストを進めてしまっていたのである。
フレを置いて、俺だけ先に・・・などというつもりではない。
それどころか
自分でも知らなかった のである。
ある日、ジュノでNPCに何気なく話しかけていたら、
人捜しみたいなのを頼まれた感じであった。
それがフェロー取得であることなぞ全く知らなかった俺は
フレと同じ顔を捜すのであれば笑えるかもww
などとバカっぷりを発揮してしまい
『ミスラで髪を後ろでひとつに縛っている』と進めた。
その結果がこのSSである。
ちなみにフレとも違ってた (・ω・)
勘違いプレイの末に行き着いたフェローであったが
それまでこのフェイスタイプのミスラは知り合いにいなかったので
「いいかも」と思った・・・が
これから長い付き合いになるフェローである。
あれこれ考えた結果、
俺のパートナーにうってつけなのはエルメスであると判断。
・・・中の人がいるわけでもないのに
ミスラをキャンセルするのは、正直
かなりの抵抗を感じた次第であります (´Д⊂
以前、何処かで一度記した内容ではあるが
思うことがあり
今ここでもう一度振り返ってみることにした。
3~4回ほどに分けて載せていくつもりである。
今まで何度もここに記してきたことを
また繰り返したりもするけど【許してください】
誰一人知る人のいないヴァナ・ディールに降り立ってから少しの間、
レベル12ぐらいからPTを組むようになるだとか
参加希望を出さないとだとか
そんなような基本的なこともろくに知らなかった俺は
バストゥーク周辺の荒野グスタベルグを
一人でうろつくしかない日々を送っていた。
誰からも話しかけられないし
話す相手もいない。
そんなある日――
クエストをクリアしたりなどで何とか、
地図を買っても
少しだけ余裕が残る程度のギルが溜まった。
今でこそ、レベルや合成スキルが低かろうと
それなりに金策できる知識はあるものの
当時の俺はなるべくFF11の攻略情報を見ないようにしていたのである。
ゲームなのに先見てどーする
人が集うオンラインゲームである以上、
ある程度の情報は不可欠であると気付くまでは、
そんなふうに考えていたアンポンタンであった。
しかし
いざ買いに行こうとするも
俺は地図が何処で売っているのか思い出せずにいた。
そのとき――
ふと周りを見回すと、少しばかり離れた場所で
一人のタルタルさんが街中で演奏していた。
今にして思えば
歌唱スキルだか演奏スキルだかを上げていただけだとは思うが、
そのタルタルさんの周りを舞うカラフルな音符に惹かれるように
俺はフラフラとタルタルさんの近くまで寄った。
それまで何度か誰かに話しかけてみても
相手が外国人さんで話が通じなかったり
「忙しいので」的に断られるばかりだったので
少しばかり躊躇もしたが
思い切って話しかけてみることにした。
すみません お尋ねしたいことがあります
はい なんでしょう?
タルタルさんは応じてくれた。
日本人だ・・・!
しかも聞き返してくれた!
逸る感情を抑え
キーボードに指を走らせる。
地図を買いたいんですが何処で売っていますか?
それぐらい自分で調べろ と呆れられてもしょーがない質問だったが
タルタルさんは――
ついてきてください
そう言うなりタタタッと走り出した。
タルタルさんを見失わないよう必死に追いかける。
商業区の一角まで来た。
そこで目的の地図を買うことができた。
タルタルさんにお礼を告げる。
ゲーム内で初めての日本語による会話らしい会話に
ただそれだけで感動していた俺は
ついうっかり
誰に話しかけても思うように行かず
困っていたけど
タルタルさんに話しかけてよかった
そんなようなことを口走ってしまった。
すると――
1万ギルを手渡された。
クエストの報酬は100~200ギルだとか
俺が集められる程度のアイテムを競売で売っても
精々1000ギル程度だったりで
装備品を買うとあっというまに手持ちが底をつくような俺にとっては
目の覚めるような大金であった。
戸惑うばかりの俺に
更にタルタルさんはフレ登録まで申請してくれた。
初のフレ登録だった。
それまでヴァナ・ディールにおいては
ホントに孤独だった俺にしてみれば
頭がくらくらするような出来事であった。
フレ登録を成立させたあと
タルタルさんはその場を走り去っていった。
ふと見上げたバストゥークの空は
日が暮れかけていた。
俺もタルタルさんのように、
困っている人や初心者に優しい冒険者になりてぇな
空を見ながらそう思った。
俺がFF11を始めて 最初かそこらのSS。
この出来事を経た俺は
俺の実生活での友人が2人、FF11を始めたとき
「支度金に」と1万ギルをそれぞれフレに手渡した。
受けた恩の返し方は色々あると思う。
1万ギルを受け取ったときこそ俺も相当戸惑ったが
俺がある程度強くなったときに
助けてくれた人を直接お手伝いにいくのもいいし
「あのときはありがとう」と直に伝えるのもいいけど
そのとき手助けできる相手がいたなら
全力で手を差し伸べる
あるいは支度金として 1万ギル。
そうすることが俺を助けてくれた人への
感謝の表れになると考えて行動している次第なのです (`ω´)=3
思うことがあり
今ここでもう一度振り返ってみることにした。
3~4回ほどに分けて載せていくつもりである。
今まで何度もここに記してきたことを
また繰り返したりもするけど【許してください】
誰一人知る人のいないヴァナ・ディールに降り立ってから少しの間、
レベル12ぐらいからPTを組むようになるだとか
参加希望を出さないとだとか
そんなような基本的なこともろくに知らなかった俺は
バストゥーク周辺の荒野グスタベルグを
一人でうろつくしかない日々を送っていた。
誰からも話しかけられないし
話す相手もいない。
そんなある日――
クエストをクリアしたりなどで何とか、
地図を買っても
少しだけ余裕が残る程度のギルが溜まった。
今でこそ、レベルや合成スキルが低かろうと
それなりに金策できる知識はあるものの
当時の俺はなるべくFF11の攻略情報を見ないようにしていたのである。
ゲームなのに先見てどーする
人が集うオンラインゲームである以上、
ある程度の情報は不可欠であると気付くまでは、
そんなふうに考えていたアンポンタンであった。
しかし
いざ買いに行こうとするも
俺は地図が何処で売っているのか思い出せずにいた。
そのとき――
ふと周りを見回すと、少しばかり離れた場所で
一人のタルタルさんが街中で演奏していた。
今にして思えば
歌唱スキルだか演奏スキルだかを上げていただけだとは思うが、
そのタルタルさんの周りを舞うカラフルな音符に惹かれるように
俺はフラフラとタルタルさんの近くまで寄った。
それまで何度か誰かに話しかけてみても
相手が外国人さんで話が通じなかったり
「忙しいので」的に断られるばかりだったので
少しばかり躊躇もしたが
思い切って話しかけてみることにした。
すみません お尋ねしたいことがあります
はい なんでしょう?
タルタルさんは応じてくれた。
日本人だ・・・!
しかも聞き返してくれた!
逸る感情を抑え
キーボードに指を走らせる。
地図を買いたいんですが何処で売っていますか?
それぐらい自分で調べろ と呆れられてもしょーがない質問だったが
タルタルさんは――
ついてきてください
そう言うなりタタタッと走り出した。
タルタルさんを見失わないよう必死に追いかける。
商業区の一角まで来た。
そこで目的の地図を買うことができた。
タルタルさんにお礼を告げる。
ゲーム内で初めての日本語による会話らしい会話に
ただそれだけで感動していた俺は
ついうっかり
誰に話しかけても思うように行かず
困っていたけど
タルタルさんに話しかけてよかった
そんなようなことを口走ってしまった。
すると――
1万ギルを手渡された。
クエストの報酬は100~200ギルだとか
俺が集められる程度のアイテムを競売で売っても
精々1000ギル程度だったりで
装備品を買うとあっというまに手持ちが底をつくような俺にとっては
目の覚めるような大金であった。
戸惑うばかりの俺に
更にタルタルさんはフレ登録まで申請してくれた。
初のフレ登録だった。
それまでヴァナ・ディールにおいては
ホントに孤独だった俺にしてみれば
頭がくらくらするような出来事であった。
フレ登録を成立させたあと
タルタルさんはその場を走り去っていった。
ふと見上げたバストゥークの空は
日が暮れかけていた。
俺もタルタルさんのように、
困っている人や初心者に優しい冒険者になりてぇな
空を見ながらそう思った。
俺がFF11を始めて 最初かそこらのSS。
この出来事を経た俺は
俺の実生活での友人が2人、FF11を始めたとき
「支度金に」と1万ギルをそれぞれフレに手渡した。
受けた恩の返し方は色々あると思う。
1万ギルを受け取ったときこそ俺も相当戸惑ったが
俺がある程度強くなったときに
助けてくれた人を直接お手伝いにいくのもいいし
「あのときはありがとう」と直に伝えるのもいいけど
そのとき手助けできる相手がいたなら
全力で手を差し伸べる
あるいは支度金として 1万ギル。
そうすることが俺を助けてくれた人への
感謝の表れになると考えて行動している次第なのです (`ω´)=3
このSSに俺と写っているのは
おそらく今はもうFF11をやっていないであろう異国のフレ。
かつて
セルビナから出てすぐの場所で
召喚士の俺がゴブリンか何かを倒したとき
たまたばそばを通りかかったのがこのタルタルだった。
俺が戦闘に勝利したのを見てそれをエモで称えてくれた。
俺もエモで応じた。
タルはタタッと何処かへ走り去っていったのだが
そのすぐあと俺の元へ
フレ登録申請が届いた。
今し方のタルからであった。
よくわからないがまぁいいわとフレ登録にも応じた。
話して初めて分かったがアメリカのプレイヤーだった。
彼(だと思う)との会話は英語と定型文を織り交ぜたもの。
自分はこれからバストゥークに行くんだけどキミもどう?
俺は特にバストゥークに行く用事はなかったように思うが
その気さくな言葉に付き合うことにした。
道中あれこれ話した。
キミは何処のプレイヤー?
日本だよ。 今、英語勉強しようかな思ってるとこ。
【英語】【テスト】【いりませんか?】
【英語】【テスト】【許してください】!
lol 【英語】【楽な相手です】
【ありがとう】^^
たどたどしくも
互いに違う国に住む者同士ならではの
会話を交わしているうちにバストゥークに到着。
彼はこれから何か新しいジョブを始めるようであり
レベル1ぐらいで装備できる防具を買い揃えていた。
するとトレードを申し込まれた。
差し出されたのは
ブレストプレートだった。
兄だか弟だかが使わなくなったからこれをあげる。
そんなようなことを言われた。
ブレストプレートは今のところ戦ナ暗しか着られない。
俺はその3つのジョブともレベル40まで上げるつもりはなかった。
しかし別れ際にこれをあげると差し出されたものは
断れなかった。
だからといって邪魔に思ったわけではない。
気持ちは嬉しかった。
その日以降も何度かテルを交わした。
「Hello friend^^」
そう声をかけてくれる挨拶の仕方が嬉しかった。
しかし彼の成長は早く
というか俺の成長が遅すぎたんだろうけど
彼と俺のレベル差は大きく
遂に共に遊ぶことはなかった。
それから随分経った頃、ジュノで彼を見かけた。
それが上のSSである。
離席していたのか寝落ちなのか
エモで挨拶してみたが反応はなかった。
それが彼を見た最後だった。
俺は今でも彼の名を全域でサーチする。
毎回ヒットは無し。
2度とヒットしないかもしれないが
それでも俺はサーチを続けるつもりである。
あのときのブレストプレートは大切に保管している。
このブレストプレートを着るために俺は
いずれ必ず暗黒を上げるつもりでいる (`ω´)=3
おそらく今はもうFF11をやっていないであろう異国のフレ。
かつて
セルビナから出てすぐの場所で
召喚士の俺がゴブリンか何かを倒したとき
たまたばそばを通りかかったのがこのタルタルだった。
俺が戦闘に勝利したのを見てそれをエモで称えてくれた。
俺もエモで応じた。
タルはタタッと何処かへ走り去っていったのだが
そのすぐあと俺の元へ
フレ登録申請が届いた。
今し方のタルからであった。
よくわからないがまぁいいわとフレ登録にも応じた。
話して初めて分かったがアメリカのプレイヤーだった。
彼(だと思う)との会話は英語と定型文を織り交ぜたもの。
自分はこれからバストゥークに行くんだけどキミもどう?
俺は特にバストゥークに行く用事はなかったように思うが
その気さくな言葉に付き合うことにした。
道中あれこれ話した。
キミは何処のプレイヤー?
日本だよ。 今、英語勉強しようかな思ってるとこ。
【英語】【テスト】【いりませんか?】
【英語】【テスト】【許してください】!
lol 【英語】【楽な相手です】
【ありがとう】^^
たどたどしくも
互いに違う国に住む者同士ならではの
会話を交わしているうちにバストゥークに到着。
彼はこれから何か新しいジョブを始めるようであり
レベル1ぐらいで装備できる防具を買い揃えていた。
するとトレードを申し込まれた。
差し出されたのは
ブレストプレートだった。
兄だか弟だかが使わなくなったからこれをあげる。
そんなようなことを言われた。
ブレストプレートは今のところ戦ナ暗しか着られない。
俺はその3つのジョブともレベル40まで上げるつもりはなかった。
しかし別れ際にこれをあげると差し出されたものは
断れなかった。
だからといって邪魔に思ったわけではない。
気持ちは嬉しかった。
その日以降も何度かテルを交わした。
「Hello friend^^」
そう声をかけてくれる挨拶の仕方が嬉しかった。
しかし彼の成長は早く
というか俺の成長が遅すぎたんだろうけど
彼と俺のレベル差は大きく
遂に共に遊ぶことはなかった。
それから随分経った頃、ジュノで彼を見かけた。
それが上のSSである。
離席していたのか寝落ちなのか
エモで挨拶してみたが反応はなかった。
それが彼を見た最後だった。
俺は今でも彼の名を全域でサーチする。
毎回ヒットは無し。
2度とヒットしないかもしれないが
それでも俺はサーチを続けるつもりである。
あのときのブレストプレートは大切に保管している。
このブレストプレートを着るために俺は
いずれ必ず暗黒を上げるつもりでいる (`ω´)=3
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