異刻の青い猫

プロミを進めるには【ソ・ジヤ識別札】が必要。


ソ・ジヤ識別札を入手するには
ソ・ジヤの一部のモンスターが落とすらしいチップがひとつ必要。




というワケで、
白黒パンダで氷雪地帯に遠征。




ソ・ジヤに入ってすぐのところで
トカゲを倒すも一向にチップを落としてくれない。


少し奥に進むと
そこには1人のミスラが居て
操ったトカゲをダイアマイトと戦わせていた。


トカゲ取り合いになっちゃうかなぁ。。。


ミスラさんが居なくなる時間を見計らって出直すか



そう考えて俺はミスラさんに問い掛けてみた。



　【はじめまして】　【日本語は話せますか？】


　chip？




鋭い！　Σ(゜ロ゜；)


このとき俺はサチコメに
「ちっぷ　ほっすぃー」などと
見た通り日本語で記していたのだが、
chip？と聞き返してきたからには
おそらく異国の方であろうミスラさんは
そんなバカ丸出しのサチコメを読むでもなく
俺がチップを欲してこの地を訪れたことを見抜いたのである。


見ればミスラさんは
ランク１０で、サポ獣の青魔５５。


俺の覚束ない英語も（英語というより殆ど単語の羅列でしかない）
しっかり汲み取ってくれるミスラさんのおかげで
たどたどしくも会話を進めてみると
青魔法のコールドウェーブとやらをラーニングしたくて
この場に居るとのことであった。


そこらに居るトカゲやダイアマイトを操って戦わせていたのは、
コールドウェーブを繰り出すスノール族の出現を待つ間の
暇潰しを兼ねた経験値稼ぎ、といったところだろうか。




互いの目的が分かったあと、
ミスラさんは俺にトカゲのポップをマメに教えてくれて、
俺は俺で
ミスラさんがスノール族と戦ってるときにサポートしたりしていた。


俺がケアルやプロテス・シェル・ヘイストをサービスしていたら
気をよくしてくれたのか
ミスラさんのｔｈｘが、いつしか【ありがとう】＾＾に変わっていた。


そしたら俺も嬉しくなってしまい
ミスラさんに高位ケアルをしたら、その途端
スノールが俺目掛けてスッ飛んで来てしまって反省 （ーー；）




それはともかく
お互いになかなか目的を果たせずにいたところへ、なんと
じーさんが駆けつけてくれた。


じーさんと俺は
すぐそこにあった落とし穴（？）から
一階層、下に降りたところで
７５から見て丁度のトカゲとダイアマイトを手当り次第に狩る。



合計で１０匹ほど倒した頃に漸く、カーマインチップを１つゲット。


ソ・ジヤをあとにするときになって
ミスラさんに挨拶しておこうと上に戻ろうとするも、
なんとしたことか戻る手順が分からないじーさんと俺 （｀ω´；
戻れるかどうか考えもせずに穴に飛び込んじゃう辺りが実に盗賊団



名前を頼りにサーチしてみると
ミスラさんは既にソ・ジヤには居なかった。

コールドウェーブを習得できたのかどうか聞いてみたいような気もしたけど、
無粋かもしれないとも思ったので


　【また会いましょう！】


そう言うと


　se u ^^


そう返ってきた。



お国柄なのか
本人の人柄なのか
異国の人と全く噛み合わず「むきー！ o(｀ω´*)o」となってしまうこともあるけど、
今回はミスラさんのおかげで
心地好い一幕を味わえたのでありました （｀ω´）=3







このとき
俺にしては珍しく全然ＳＳしてなかったのが悔やまれる。


ＳＳ無しというのもちょと寂しいので
載せる機会を逃してたＳＳをペタリ







怖くてうしろ振り向けませんでした







ある日のビシージにて